横尾忠則オフィシャルウェブサイト
Yokoo's vision、展覧会情報、インフォメーション、随時更新中
http://www.tadanoriyokoo.com

横尾忠則ツイッター
http://twitter.com/#!/tadanoriyokoo
COPY RIGHT 2006 BY ART PLANET.Y ALL RIGHT RESERVED
ホーム陶器八寸髑髏絵皿
商品詳細

八寸髑髏絵皿[YY013]

販売価格: 7,714円 (税込)
重さ: 928g
サインをご希望の際は、テキストボックスにお客様のサイン希望名をご入力ください。サインの入る場所は「外箱」か「皿の裏」のいずれかです。下記2個所のうちご希望のほうにサイン希望名をご記入ください。

※サインはお名前のみとさせて頂きます。メッセージ等はお受け出来かねますのでご了承下さい。
※サインはお客様のお名前とセットで横尾のサインが入ります。
※空欄の場合はサイン無しでのご発送となります。
外箱(ダンボール) (任意):
最大15文字
皿の裏 (任意):
最大15文字
数量:
※1点ずつ手作業にて全て制作しておりますので、納期に1ヵ月ほど時間がかかることがございますが予めご了承ください。納期にお日にちがかかる場合は追ってご連絡いたします。

商品ID:YY013
商品名:八寸髑髏絵皿

制作年:2012
素材:陶器 美濃焼

内容:8寸皿1枚
サイズ:直径24.8cmX高さ3.5cm

○今回の『八寸髑髏絵皿』の制作にあたりまして
 中皿(八寸)に下絵加工した銅版(素焼き用転写)をどのように貼り付けるか、非常に困難な作業でした。
 まず最初に起こった問題は、円状の銅版(転写紙)をいかに切り離し、半円に加工しどこで合わせるのか、はたして最後にこれらをきれいに合わせることができるのか、ということでした。
 銅版の出来上がりと数件の窯に持ち込み張りの依頼をしました。最初の出来上がりはしわが出たり(濃い部分に白い線)渕部分の線の合わせがずれて、(細い線が2重になる)焼きあがってしまいました。
 銅版の貼り付け工程は素焼きの表面に銅版をあてがい、水分を含んだ布などで軽くたたきながら、素焼きに呉須色をしみこませる技法で、今ではオートメーションによる版押しが主流になっておりますが、今回のように『水面髑髏絵皿』柄をイメージするに当たり、器の紋様を最大限に引き立てることができるのは手作業による工程を踏むしかございません。
 さて次に渕黒線(黒呉須)の作業は紋様よりも困難でした、通常呉須色の絵柄の器の線は同じ呉須色か錆色を使います、黒呉須は線としてではなく柄(鳥のくちばしや羽、草木など細かい線)に使用します。
 中皿(八寸)の線の太さは約4mm、この太さですと通常は引けません、素焼きにしみ込む速度を調整しなおかつ刷毛(筆)に含む量を調整したり、使わない素焼きで色試験で焼成したりと紋様の貼り付けよりも時間を費やしました。
 焼き上がりの皿は毎回黒呉須が煮えた(細かい気泡が出る)刷毛にしみ込む量の違いで濃淡が出たりしたので、窯の中の温度差(下側、壁側、上側)があるのでどの場所が適温かも、試験しました。
 陶器制作にあたり、窯それぞれ独自の釉薬を使います。はじめに出来上がった皿を比べた時、白地の釉薬の違いがはっきりと出ましたので、白地の釉薬を特注で精製してもらい、白地よりも薄い青(薄青磁)を下地の釉薬に使用しました。
 釉薬、窯だしの時間、手作業による時間等様々な問題がありましたが、今回の器は手間暇とメーカーの情熱が注ぎ込まれた価値のある器となることができました。


■髑髏絵皿について■
1.素焼き⇒お皿を成形し、250℃〜300℃の窯へいれる。
2.絵付け⇒美濃紙(障子紙のようなもの)に呉須(ごす。下絵に使うダークブルーの彩料。)で印刷された髑髏の絵柄をお皿に転写する。
3.本焼き⇒髑髏の絵だけが残ったお皿に白の釉薬(うわぐすり)を入れて本焼き(1200℃から1300℃で焼く)をすると呉須が浮かび上がり、白の釉薬が絵柄の間に残り、ダークブルーと白を基調とした独特の髑髏絵皿が完成。
※1点1点全て手作業で作っております。