「病気のご利益」 [YB103]

「病気のご利益」 [YB103]

販売価格: 946円(税込)

重さ: 147g

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商品詳細

商品ID:YB103
商品名:「病気のご利益」(ポプラ新書187)
著者/横尾 忠則
発行/ポプラ社 (2020/02/10)
体裁/新書判、並製、240ページ

「病気と出会うことで、ぼくは生活や芸術を見直すことができた。感謝こそしないものの、病は神が差し出してくれた贈り物のような気がする」

――喘息、難聴、骨折、「猫いない」アレルギーなど、さまざまな不調や病気、肉体と気持ちの変化に対し、好奇心とひらめき、直感をもって向き合ってきた美術家横尾。病気は、時に自身の芸術作品の重要なテーマとなり、病室がアトリエになることもあった。
83歳を迎え、ますます旺盛な創作活動を続ける著者の、幼少期からこれまでの華麗なる病歴とユニークな克服法を一挙公開します。横尾忠則病気関連年表も充実!

「生きるということは、なかなか難しいものだ。ぼくの場合で言えば、生活と芸術の関係がしっかりしていなければ、両者がガタガタになる。そんな両者の中に割り込んでくるのが病気である。病気の侵入で生活も芸術も狂ってしまう場合がある。だから健康体であるということは最重要であると思うが本当にそうだろうか。病気が芸術を進歩させ、病気が人格を向上させてくれることだってあるのではないだろうか。」

「ぼく自身はこの本を書くことによって、ぼくの中の病気の記憶を吐き出す。そして次の病気を迎え撃つなり、追放するなりして、少しでも自然の摂理に従った健康な生き方に戻ろうと考え始めているのである。」
(本文より)


※本書は『病の神様』(文春文庫)を再編集し、書下ろしなどを加えたものです。